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第193回 オーバーホールを依頼することに決定 

 オーバーホールの必要性を感じてムラマツのホームページで修理のページを閲覧。すると現在は予約制となっているみたいで、今予約できる期日が来年の3月と書いてあってびっくり。

 ようやく気持ちが固まったので、出来ればすぐにやってもらいたいという気持ちがあったのですが、もしかすると新型コロナの影響?お店もしばらく営業していなかったみたいなので、修理依頼がたまっているのかも。

 しかしいくら何でも9か月後じゃなあと思いつつ、試しに現状を聞いてみるかと修理担当に電話をしたのですが、話し中ばかり。「こりゃダメだ」と思ったので、メールで「オーバーホールをお願いしたいのですが」と送信。

 すると翌日には返信があって、私の楽器の場合は今年の12月になりますとのことでした。まだ半年ありますが、やはり必要性は強く感じるのでお願いすることにしました。

 ちなみに、その他の楽器専門店でもオーバーホールはやってくれるみたいで、値段も楽器専門店の方が少し安い感じ。しかしまあ楽器そのものが古いので、やはり多少高くても技術的に信頼できる方が良いなと思いました。

 ちなみにどの程度のオーバーホールをするかという問題もあるのですが、まあ時期が来て、実際に楽器を見てもらってから決めようと思っています。

 ただたぶん、新型コロナの感染拡大で受給できることになった10万円が、そのオーバーホール代で消えることになりそうです。

 なお12月という日程が決まったので、次は楽器の送付方法。どうやら段ボールにクッションを詰めて送れば良さそう。宅配代金がいくらぐらいになるのかは現時点では不明ですが、埼玉の我が家から新宿のムラマツ本店まで行く電車賃よりは安いはずです。

 というわけで、修理の算段が付いたので、次が修理期間中の練習。ネットで調べてみたら、レンタルフルートなるものもあるみたいで、一か月程度借りてみようかなと思っています。

 修理の予定が決まったので、ちょっと安心して今日も1時間半ほど練習。日によって楽器のコンディションにムラが出来る原因の一つを発見。それはエアコンの風。

 足部管の音の出口あたりに風が吹いていると、特に高音部が安定しない感じ。今日は昨晩の雨のせいで少し涼しかったので、防音のため窓をしめてエアコンなしで練習。

 すると水滴がたまって音が出にくくなることを除いて、いつもの調子に戻りました。フルート周辺を流れる空気によって、結構大きな影響を受けるんだなと感じています。
 

第181回 楽器を購入するなら 

  昨日のレッスンの終りに、新しいフルートを買うとして、今使っているフルートと同じ仕様(管体が銀、キー等が洋銀)の物を購入するというプランはどうか?と聞いてみました。

 要するに私がこれまで考察してきた考え方によれば、銀も洋銀もプラチナも金も、基本的にはそれほど音の変化はない、ということから思いついたことです。

 もちろん総銀製やプラチナ、金という楽器になると、Eメカをつけて、現在のメーカーの価格は安くても60万程度になることが分かってきたからで、これに対してボーナスが期待できない年金暮らしでは、この出費はかなり大きいということも言えます。

 また自分の現在の実力を考えると、この先多少うまくなったとしても、まあ中級の最初の方ぐらいまでで、その先は加齢による衰えの影響が大きくなりそうで、そう考えるとあと何年演奏できるかという話になり、その年月に対して60万と言う金額はどうかと考えると悩ましいと思ったからです。

 若い人なら練習量によっては無限の可能性があるので、ここはひとつ踏ん張ってボーナスを奮発し。100万ぐらいの楽器を買うか、という気持ちになるかもしれませんが、シニアの場合は自分の年齢と言うのが意外に気になることが分かってきました。

 というわけで、先生に聞いてみたわけですが、答えは「もったいないと思います」だそうです。根拠は今使っている20数年前に買った楽器でも、そこそこ鳴っているのに、それと同じグレードでは、音質の点でもったいないということのようです。

 もちろん新しい楽器の方が音が出やすい、という利点はあるみたいですが、どうせ買うならもう少し上のグレードの物を買った方が後悔しないということです。

 ただし、これは一般論で、実際には様々な楽器を吹き比べて、時間をかけて選ばないといけないということで、単純にグレードや素材で選んではいけない、ということを強調していました。というわけで、やはり吹いてみないと選べないというのが正解のようです。

 では般論として、なぜ高額なものは良い音が出る可能性が高いのか?衣服でもそうですが、1000円のTシャツもあれば、5000円以上するものもあります。

 衣服という機能だけで見ればほとんど同じなのにその差はどこにあるのか?ということを考えるのと同じということで、要するにグレードの高い楽器は、素材の違いはもちろんですが、それだけメーカー側も使いやすいように真剣に作っている、ということに尽きるのではないかと思います。

 もっと極端な例で、例えば数万円のフルートと100万のフルートの違いということを考えると、やはり吹きやすさや耐久性、音質、音量、さらには見栄えといったものが違うのだろうということが容易に分かります。

 そう考えると、もし買うなら、やはり総銀製で、相性の良いものが見つかるまで試奏をとことん行うというのが、一番良い方法のようです。その意味では、いくらよさそうに見えても通販は避けた方が良いという結論になると思います。



 

第179回 堅くて変形しない管なら、音はほとんど同じ? 

  明日から夏季恒例?の旅行に出かけますので、更新が滞ります。帰国は9日の予定です。その後は少し本格的に楽器屋さんでいろいろな楽器を試奏しようと思っています。

 さて歌口の形状と自分の唇の形がうまく合っているものが一番良い楽器だろうと書きました、しかしそれなら頭部管さえ良いものを買えば、他の部分は安いもので良いという結論になります。

 それは正しいのか?何となく正しいように思っていますが、では管の材質はまったく音色に関係ないのか?と考えると、これまたちょっと疑問です。

 と言うのも音色の好みは脇に置いて考えても、金属製のフルートと木製のフルートでは、明らかに音色が違うように聞こえることがあるからです。

 しかしこれも古い木製のフルートに比べると、今の木製フルートは金属の物とほとんど変わらないという記載もあり、だとするとやはりこれも吹き方や相性なのかなと言う気がしてきます。

 私の専門は物理なので、面白半分に塩ビのパイプを切って、尺八のように鳴らす実演も生徒の前で行ったことがありますが、切り口の形状を工夫すれば、かなり良い音が出ます。

 と言うことは、ある程度しっかりした筒の形を維持できるような物質であれば何でも良い、と言うことになりそうです。後は重量の問題や加工のしやすさ、金属の場合はさびないこと、木製の場合は変形が少ないこと、見栄えや高級感と言うことになりそうです。

 ではどうして材質に関係がないのかということになりますが、早い話が振動しているのは管の中の空気だからだと思います。つまり管の中にできる空気の振動によって管の形が変形したり、振動を吸収したり(木製の場合はこれが少しあるかもという気はします)しなければ良いということになりそうです。

 また、管の中にちょっとでも水滴が生じると途端に音が出にくくなりますから、管の内側の滑らかさも関係しているのかなと思えますが、それらは材質とは関係ないという結論になりそうです。

 

第178回 歌口の穴の大きさや形状は微妙に違うようです 

 フルートの歌口部分の違いと、自分の口の形状で相性があるのではと書きましたが、実際問題メーカーによってどのくらい違うのかという事はよく分かりません。

 ただもし大きな穴と小さな穴があったら、大きい方は空気が容易に入りますが、その分ものすごい息の量が必要になりそうです。しかもそれでも穴全体を活用した音を作り出すのは至難の業のように思えます。

 一方、穴そのものをう~んと小さくすれば、周囲に無駄な空気が拡散し、肝心の音は小さくなってしまうはずです。これをコントロールしようと思えば、唇の隙間もう~んと小さくする必要が生じます。

 実際の楽器では、一見すると穴の大きさには差がないように見えますが、ネットの中ではその大きさを比較している画像もありました。

 当然ながらこの大きさは、その人が吐く息の束の大きさに関係してくると思われます。また同じ楽器を長い間吹いて、その楽器の歌口の穴の大きさに合わせた唇の隙間を作ってしまうと、他の楽器若しくは他のメーカーのフルート吹くと音が出ずらいという感想を持つかもしれません。

 以前少しだけムラマツやサンキョウ、ミヤザワ、アルタスと言ったフルートを試奏したことがあるのですが、「あ、演奏しやすい」と感じたのは、ムラマツとミヤザワでした。

 それぞれのメーカーの歌口の穴の大きさは確認していませんが、私自身が常にムラマツを吹いている関係で、そういった唇の形が出来てしまっているのかもしれません。

 というわけで繰り返しになりますが、高い楽器ほど良い音が出るわけではなく、先ずは自分に合った楽器を探さないといけないという結論になります。


 
 

第177回 高価な楽器が良いフルートとは限らない? 

 そろそろフルートを買い替えようかと考えて、改めてネットで買い替えに関するヒントをいろいろ検索しています。その中でなるほどなと思ったことがいくつかあります。

1 高価な楽器が良いとは限らない

 これは多くの方が書いていますが、メーカー側は洋銀より銀、銀より金若しくはプラチナという金属を使う事によって、フルートに高級感を出そうとしているように思えます。

 パンフレットを読むとすぐわかることですが、ともかく高いフルートほど良い音が出るような説明になっていて、ある意味真剣に文章を吟味すると、「本当かあ?そんなに違いがあるのか?」とちょっと笑ってしまいます。

 ちなみにネット上の記載では、洋銀と銀、金といった、硬い金属で作られたフルートの音をブラインドテストで聞き分けることはほとんど不可能と書かれているものが多いです。

 ただし金属製と木製のフルートでは、確かに音質が異なるように聞こえます。ですから「金属製の場合は」という注釈が入ります。

 ではなぜそれほど変わらないのかという事ですが、これはフルートという楽器の発音原理によるものだと考えられます。つまりフルートで音を出しているのは、管の中の空気だということで、管体はその空気の柱(気柱と言いますが)を作るための補助的なものだという事です。

 次にその気柱を作るために何をしているかと言えば、歌口部分に強く息を吹き込み、ここで空気を振動させているわけです。従って楽器が鳴るかならないかという最も大事な部分は歌口であると言えます。

 という事は、基本的に歌口部分の形状が自分の唇の形に合っているのかどうかという事が問題になりそうで、一部の演奏者はいろいろと頭部管だけを変更して、その鳴り具合を確かめているはずです。

 このあたりメーカーがどう考えているのか不明ですが、プロのスポーツ選手などは自分専用の用具をメーカーに依頼して使っている例もあるみたいですから、フルートも各自の唇の形状に合わせた歌口の形のバリエーションがもっとあって良さそうな気もします。

 とはいうものの、生産本数の関係でそんな無駄なことは出来ないという事なのかもしれません。だとすると奏者は自分の唇の形状と相性が良い楽器を見つけることが、よく鳴る楽器を見つけるコツであって、メーカーの違いや金属の違いはあまり気にしなくても良いのかもしれません。

 すなわち高価なフルートがよく鳴るフルート(自分にとってですが)ではないという結論になるという事です。(そうは言っても、初めてフルートを買う場合は、そんなことまで分からないはずなので、悩むとは思いますが)



 
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プロフィール

hokuflute

Author:hokuflute
 大学時代はクラシックギターを弾き、就職後フルートの音に惚れ込み、一時期は真面目に練習。社会人バンドの末席で吹いていたこともあります。

 その後仕事が忙しくなり、いつの間にかフルートと縁が切れていましたが、退職を機に、「再挑戦してみようか」という気になって練習再開。

 ところが2016年に突然クモ膜下出血という病気を発症し、緊急手術、何とか命はとりとめましたが、いくつかの後遺症も残りました。

 しかし悩んでいてもしょうがない。指先のリハビリを兼ねて、再び練習開始です。

 年齢的にも、息も絶え絶えという情けないフルート吹きですが、やはり空気の流れる音は素晴らしい。どこまで練習が続くか分かりませんが、ともかくこのブログに結果を書くことで、練習に活を入れようと思っています。

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