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第169回 ガリボルディさんの132番の19番は冒頭でがっくり 

  すぐに続きを書くつもりだったのに、暑いなあと思っていたらいつの間にか1週間が過ぎ、昨日はレッスンの日でした。前回のレッスンで甘いタンギングとごつごつしたアルペジオを指摘されつつ、まあ何とか18番は終了。

 昨日は19番のレッスンでしたが、この19番は私にはこれまでで最も難易度が高いように、ここ1週間の練習でも感じていました。

 ともかく8分の12拍子という普通の音楽ではあまりお目にかからない拍子が難関。ただしフルートのエチュードではよく見かけます。速度記号はAndanteと書いてあるので、ゆっくり目に吹くのですが、あまりゆっくり吹くと旋律が間延びします。

 この場合付点四分音符が1拍になって、8分音符3つで1拍という事になるのですが、最初の付点四分の2拍を吹いているうちに、次の3拍4拍目の8分音符の長さのイメージが崩れてしまい、いったい何拍子の音楽なのか分からなくなってしまいます。


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 さらに2小節目の3拍目の頭、ソの音の後にブレスがあります。しかもこのソの音はタンギングをして、更にブレス後のソの音に繋がることになります。

 ようやくの思いで2小節目に達して、ブレスをしてソラと上がった瞬間に今度は16音符の連続で、自宅の練習開始時にはもうここでギブアップです。

 そもそも一番出だしのドの音もピアノです。それを意識して柔らかく吹こうとすると、それだけで出だしが拍にはまらず、頭に雑音が入ります。

 出だしの音をキチンと拍に入れて、しかも頭から響きのある音を作るというのは実に難しいです。指が回るか回らないかというのは割と簡単に気が付きますが、出だしの音がきちんと吹けているかどうかというのは、自分ではなかなか気が付きませんね。

 レッスンで指摘されて、「ありゃ確かに変だぞ」と気が付いて吹きなおしてみると確かに頭からよい音が出るのは10回に数回です。

 プロの演奏家が、伴奏に合わせて頭からきれいな音がスッと出てくるのは、普通は当たり前で気が付かないことですが、本当はものすごく大変なことなんだなと感じるようになっています。


 

第168回 ガリボルディさんの132 18番 

  今日はフルートレッスンの日。昨日は自分なりに割と調子が良かったので、今日のレッスンも多少進展があるのではと期待していました

 朝は6時前に起きたので、こわばった体をほぐすためにもウォーキングが良いだろうと判断し、ちょっと涼しい時間帯に40分ほど歩いてきました。

 朝食を食べ、9時から音出し開始。最近私の音出しは、半音階ばっかり。低音のシ、シ♭、ラと下がり、ついでにラを伸ばしてちょっとビブラートの練習。

 ラからまた半音で三つ下がりソを伸ばしてビブラート。これを下のドまで行い、今度はそこから上昇。上は高音のドまで三オクターブ。再び下降して、元のシに戻って、今度は半音階4つ分。

 4個ずつ鳴らし、一番下のドまで行き、そこから上昇。後は同じ。再び戻ってきたら、今度は5個ずつ。次は6個。さらに7個、8個、9個までやり、次が一オクターブ。これで一応終了。 気持ちが乗ったときは、3オクターブの半音階をメトロノームに合わせて吹いたりしていますが、だいたいここまでで20分ぐらい。

 そこから本当はスケールや跳躍の練習をするのだと思いますが、アマチュア故それは省略して、今日は課題になっているガリボルディさんの18番を復習。

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 先ずは頭からですが、最初のファが、緊張するとうまく鳴りません。しかもそのあとクレッシェンドをしながらドにむかいます。

 まあ実に単純な楽譜ですが、先生からは「なるべく滑らかに」とアドバイス。私が吹くスラーは、スラーなのに音の上下動が激しくて「タタタタタタタ~」と聞こえるようです。

 これを「タララララララ~~」と歌い上げるということです。この曲は、この3連符が中間部を除いてひたすら出てきますが、これらが指の動きとともに、ともかく滑らかに聞こえないといけない。

 しかも途中にアクセントやスタッカートもあり、ここは私が苦手な甘いタンギングではなく、響きが感じられるしっかりしたタンギングで吹くようにと言うアドバイスでした。

 楽譜の最初に「brillante」(華やかに)と書かれていますから、ここは歯切れよく響かせないといけないんだろうなとは思っていましたが、頭でわかっていても口はなかなかいうことを聞いてくれません。(続きます)


 

第167回 ケーラーさんの「花のワルツ」 アルペジオで悪戦苦闘 

 フルート教室の先生から、ケーラーさんの「花のワルツ」をやってみましょうと言われ楽譜を渡されて数週間が経過しました。最初は「それほど難しくないかも」と思っていたのですが、練習をすればするほど「こりゃ難しいや」という印象に変わってきました。

 この曲は基本的には2本のフルートとピアノの合奏曲のようで、いちばん易しいパートがどうやらファーストフルートのようです。ところが練習しながら、ユーチューブ等の演奏を聞いたら、意外にテンポが速いことに愕然。

 改めて速度記号を眺め、そのテンポでメトロノームを鳴らしてみると、全然イメージしていたテンポと違います。花のワルツという語感から、私は勝手にウイーンフィルかなんかのニューイヤーコンサートのワルツのことを思い出して、花というイメージからも優雅に吹けばいいんだろうと思っていました。

 しかし花は花でも、どうやら優雅な花ではなく、華麗に咲き誇る花のようで、元気いっぱいの演奏をしないといけないということが分かってきました。

 というわけであちこちのアクセントを意識し、強弱記号の指示を守って演奏してみて、すぐに引っかかったのが八分音符のアルペジオ。優雅に、すなわち少しのんびり吹けば何とか指が回るものの、溢れんばかりの勢いでアルペジオを吹こうとすると、必ずと言ってよいほど指がもつれます。

 ゆっくり吹いたり、早く吹いたり、一部を取り出して吹いたり、付点音符にして吹いたりと悪戦苦闘の数週間ですが、ここのところようやく少し指が回る兆しが見えてきました。

 しかしレッスンで先生が一言。「このアルペジオは流れるように吹かないといけません」とのことで、私が吹いているのはギターで弾くようなアルペジオになっているようです。

 もちろんスラーをつけて吹いているわけですが、音の上昇下降を意識しすぎて唇の形が変化し、ごつごつした演奏になっています。

 ではどうすれば流れるようなアルペジオになるのか?どうやら同じ息の量、速さ、太さで一つの音をロングトーンするのと同じような吹き方で、指だけ変えて音を移動させるということのようです。

 さらにこれは自分で演奏して気が付いたことですが、アルペジオの後の次の音が少し高い音に跳ね上がるので、そこでまた高音を意識して息を入れなおすと、音が途切れてごつっとした流れになることが分かりました。
 
 つまり高い音に移行するときも、タンギングはするものの、息の量や速さはなるべく変えないようにすると良いという事です。しかしまあたった1小節のアルペジオなのに奥は深いです。

 ちょっと今回は話題にしている部分の楽譜を写真で撮影して入れてみました。
練習中のアルペジオ

 

第142回 ガリボルディ 132の12番は最初の二小節で止められました 

 今日は午前中にフルート教室に行ってきました。今日の課題は、先週に引き続いてガリボルディ132の12番。8分の6拍子で、フラットが三つ。

 当然ながら頻繁に出て来るAs(ラのフラットの動きが悪いです)。そこで練習する方としては、とりあえずフラットのついた音符を間違いなく吹けることが第一課題。

 次にリズムが難しいところや装飾音符の吹き方を確認。さらに余裕があればダイナミクスを意識して、少しゆっくり目に吹いて、全体の演奏がある程度流れて吹けるようになることを目指します。

 要するに早い話が、楽譜通りに忠実に吹けることが第一課題となるわけです。ところが楽譜通りと言う言い方は、練習者側と教える側では考え方が違うようで、教える側としては「音楽的に」楽譜通りに吹く、ということが主眼になるようです。

 その結果、なんの変哲もない小節で、思っても見ないことを指摘され、それを克服しようとその場で演奏の形を変えようとすると、今度はそのことばかりに気を取られ、基本的なミスが多発という情けない状態になります。

 で12番ですが、中音のG(ソ)の音から始めますが、いきなり止められてしまいました。タンギングが甘いので、出だしがクリアではないようです。

 フルートの構え方、角度、唇との接触具合、唇の開き、舌の位置、息の出し方等様々な組み合わせがある中で、最もよく響く音を見つけないといけないということです。

 実際に言われたことをやってみると、音が良くなったり悪くなったりするのがはっきりわかり、「言われて音が変わるということは、普段の練習でそこまで音を意識していないからです」と痛いところを付かれてしまいました。

 私の頭の中では、G、As、Aと音が上昇していくときの運指についていろいろ思うことはありましたが、実際に鳴っている音まで気を使っていなかったということになりそうです。

 というわけで、しばらくいろいろ工夫して、まあ何とかGの音は格好がつきましたが、そこから上昇して高音のEs(ミのフラット)に至る過程で、ピッチが上ずるし、雑音が多くなると、とにかく1小節目から大変です。

 原因ですが、音が高くなるという意識があるので、つい唇の隙間を狭くして、何とか高音を作り出そうとしている唇の形が問題だったようです。

 高音は、息の速さだけでコントロールすると音が上ずってしまい、雑音も多くなるみたいです。そこで口を少しだけリラックスして、息の量を増やし、唇の隙間を広げるということができれば、豊かな響きのある音になることが分かりました。

 しかし実際に曲の中でこういったことを意識しながら吹くのは大変ですね。ただ常に高音は豊かな息の量でということを意識する必要があるみたいです。

 それでも最後は一応指は回っているということでOKはもらいました。今日の指摘は次の13番で生かしてください、と言うことでしたが、次もなかなか大変そうです。


 
カテゴリ : 曲の練習方法
2016-01-30(Sat) | コメント : 0

第136回 ガリボルディの作品132の10番、演奏のポイント? 

 昨日のフルート教室では姿勢やフルートの持ち方、息を吹き込む角度等、フルートを初めて持った時に確認すべきことを昨日改めて教えてもらったわけですが、とりあえず曲がりなりにも下のC(ド)から上のCまで音が出ているので、さらに響きをよくするための方法をいろいろ教えてもらった感じです。

 「ある程度楽器が鳴っているので、さらに改善を」というのが先生の言い方でしたが、「鳴っていますよ」と言われるだけでうれしいものです。

 しかしここをこうやってといろいろ工夫してみると、確かにさらに良い音がでる姿勢や持ち方があるようです。ただ単に円筒形の管に息を吹き込んで鳴らしているだけなのに、実に複雑です。

 さてガリボルディの132の10番ですが、この曲の演奏ポイントです。

・ 1小節目の装飾音は音符記号通りの長さ16分音符で吹いて3泊目の頭が符点8分音符にきっちり重なるようにする
・ 符点のリズムを正確に
・ ゆっくりした曲なので、アーティキュレーションを意識する
・ 中間部分にあるトリルの曲想が難しい
・ 後半の3連符ですが、上の音の動きを意識して、下の中音のE(ミ)の音は軽く演奏
・ このEの音は、意外に出にくいので注意が必要

というようなことでした。

 というわけで次は11番。16分音符が連続して出てきて、速度記号はアレグロですから、なかなか難関です。幸か不幸かタンギングで吹くわけではないので、指がきちんと回るかどうかがまず第一関門。

 次がアーティキュレーション。ピアニッシモからフォルッテシモまで指示が広がっています。まあそれでも20数年前にこの楽譜を買ったときは(発行年月日は昭和56年、定価600円となっています)、買ってはみたものの、全く指が回らず本棚の奥にしまいこまれていましたので、それに比べれば少しは進歩したんだなと思っています。
 
カテゴリ : 曲の練習方法
2016-01-11(Mon) | コメント : 0
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プロフィール

hokuflute

Author:hokuflute
 大学時代はクラシックギターを弾き、就職後フルートの音に惚れ込み、一時期は真面目に練習。社会人バンドの末席で吹いていたこともあります。

 その後仕事が忙しくなり、いつの間にかフルートと縁が切れていましたが、退職を機に、「再挑戦してみようか」という気になって練習再開。

 ところが2016年に突然クモ膜下出血という病気を発症し、緊急手術、何とか命はとりとめましたが、いくつかの後遺症も残りました。

 しかし悩んでいてもしょうがない。指先のリハビリを兼ねて、再び練習開始です。

 年齢的にも、息も絶え絶えという情けないフルート吹きですが、やはり空気の流れる音は素晴らしい。どこまで練習が続くか分かりませんが、ともかくこのブログに結果を書くことで、練習に活を入れようと思っています。

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